ウサギバッグ本体(しずく型)を編んでみました。

ようこそお越し下さいました。ビーズ編みの旅ジロー工房です。


本日は、

「しずく型のポーチって可愛いんだけど、どうやって編んで良いかわかんないよね~」

「ポチョン!って感じが可愛らしいよねー!でもしずく型ポーチの編み図ってあんまり見かけなくない?」

というご要望にお応えして、

しずく型をしたウサギバッグをご紹介いたします。


あ、

ウサギバッグなのでファーの毛糸を使用していますが、コットン糸や麻糸で編めば、シューズ入れなどに便利なのではないかと思いますョ


以前のブログでは、ウサギバッグ用のファスナーの持ち手をご紹介しました。

そちらも参考にしていただけると嬉しいです。

では、まいりましょう!


① 3本ひき揃え(ファーが1本、ベージュのウール糸が1本、白のウール糸が1本)の糸を使い、6の倍数の増し目で円を編んでいきます。

表は下からお読みくださいネ。

8段目までは6目ずつ増えていき、48目に達したら、残り2段は増し目無しです。


そうやって10段目まで編むと、写真のような鳥の巣ができます。

(ファーの糸は見辛いですが、白のウール糸がガイドの役目を果たしてくれるので、色違いの色をひき揃えると重宝しますョ)

②11段目から引き返し編みをするため、スタート地点にマーカーで印をつけておきます。


進行方向を逆にして45目細編みをします。

すると、編まない目が3目残りますが、その3目のすき間は、ファスナーの持ち手がハマるスペースとなっていきます。


15段目までは、目の増減が無いまま行ったり来たりを繰り返します。



③16段目からは減目が始まります。2段ごとに減目をしていきます。


以前のブログで目を飛ばして減らす様子をご紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。


この減目によってしずく型になって行くわけです。


1目や2目数が合わなくてもしずく型になっていれば大丈夫です。

でも写真ではつけてませんが、端目が迷子になりやすいので、端にマーカーをつけると安心ですョ!



④2段ごとに減目を繰り返して34段目には、全部で10目になりました。

最終段の35段目も10目を編み、糸を切ります。


切った糸は本体にからめて処理します。

しずく型ウサギバッグの本体が完成しました!

次は本体とファスナーの持ち手を合体させますョ!


ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

ビーズ編み 旅ジロー工房

素材から作品へ そしていつかはヴィンテージに… ビーズ、ファスナーを編み込んだ作品のほか、 廃棄サイクルの早いプラスチック製品に価値を持たせる試みとして カップなどの編み包みをデザインしています。 永く愛用される作品づくりを心がけ、 一点一点手編みしています。

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