普通の40㎝ファスナーに直接ファーを編み付けてみる

ようこそお越し下さいました。ビーズ編みの旅ジロー工房です。


本日は、

「ファーの毛糸って可愛いんだけど、毛足が長くて編み目が見辛いから苦手なのよね~」

「確かに!ファーのポーチとか編めたらいいよねー!でもファスナー付けなんてすっごく面倒くさそうじゃない?」

というお悩みを軽減するため、

ファーの毛糸を普通のファスナーに編み付ける様子をお伝えします。



と、その前に、

ものづくり館byYKKさんより、2018.1.27に講師をさせていただきましたワークショップの開催レポートが公開されましたので、ぜひこちらもご覧くださいませ。→「ふわふわ毛糸でウサギバッグを作ろう」開催レポート




前記事(40㎝ファスナーに鎖編みの中心をミシンで縫い付けました)では普通のファスナーに直接編み付けるための準備段階をご紹介しました。

本日はその続きとなります。


※ファスナーに縫い付ける鎖編みは、均等に穴のあるレースやブレードなどでも代用できます。私は縫い物が苦手なのでミシンを使いましたが、運針に自信のある方なら手縫いなさっても良いと思います。


①今回はファスナーの真ん中(ウサギバッグの持ち手になるという事情)から編みつけを始めます。

以前の記事でもご紹介しましたが、ファーは普通の毛糸と合わせると、編み目がグッと見やすくなります。普通の糸が編み目ガイドの役目をしてくれるので、意識を普通糸の編み目に集中すれば、ファーを無視して編むことができます。それでも見えない時は、かぎ針を持っていない側の手の中指と親指の腹で次に編む目の穴を探り、目ぼしをつけてくださいませm(__)m。


②2本の引き揃え糸を6号かぎ針で編み付けします。

ウサギバッグのワークショップでは、ベージュブラウンのファーに白のウール糸を合わせました。

ファスナーに縫い付けた鎖編みの上側半分の目に細編みを編み付けます。



※写真では分かり辛いですが、コーナーのみ(角を作るため)鎖一目に対して二目編み入れています。コーナー4か所すべて鎖編み1目に対して細編み2目を編み入れます。


※ファーの毛糸は1本だけで編むよりも、直毛糸を引き揃えて編む方が編み地も締まり、腰が出ます。


③一周編み付けができましたら、スタート地点の編み目に引き抜き編みをしてマーカー(スタート位置を覚えておくため)をつけ、一旦糸を切ります。

※ファーは細編みの裏側(自分側ではない面)に、より多くの毛足が出るため、ファスナーの表側にふわふわ感が出るよう、2段目からは編む進行方向を逆にします。



④ファスナーの裏面を自分側に向け、1段目の細編みを拾いながら2段目も細編みします。

※1段目の細編み1目に対して2段目も細編み1目です。


⑤今回のウサギバッグでは、ファスナーの片端をボタンで留める仕様のため、ボタンホールをつくる必要がありました。

ファスナーを閉じた状態でスライダーが来る側(頂上の右側の角、左利きの方は左側の角)に細編みから鎖編み5目を編みます。(これがボタンホールになります)

5目編んだ鎖編みを頂上の左側角(左利きの方は右側角)に細編みで編み付けます。

その後、スタート地点まで細編みして2段目が終了です。

※ファスナーポーチを作る場合はこの作業は必要ありません。2段目以降は欲しい高さの分だけグルグルと編み、底を閉じればファスナーポーチを完成させることができますョ!



⑥ウサギバッグについては、バッグの持ち手になる側の半分だけ、3段目を編みました。

頂上部分の鎖編みには細編み5目を編み付けます。

半周したらゴールです。


※写真はボタンホール部分の穴(鎖編み5目)に指を入れているところです。3周目では、この穴に細編み5目を編み付けます。(ボタンに対して穴が大きすぎた場合は、後から両端を糸で縫い綴じるという方法もあります)


⑦3段目の細編みが半周しましたら、ファーの毛糸だけを切ります。

白のウール糸はファスナーの半周分+5㎝~7㎝を残した長さで切ります。


⑧ウサギバッグの持ち手になる部分(ファスナーの上半分)だけに次の作業をします。

長めにカットした白ウールの糸をとじ針に通し、裏側のミシン目を隠すように細編みの三段目をファスナーに綴じ付けます。

※ボタンホールに当たる部分は綴じ付けず、1段目の細編みの端をファスナーに綴じ付けてください。



⑨綴じ付けが完了したら糸留めをして終了です。

ウサギバッグの持ち手が完成しました!



お疲れさまでした!

次回はウサギバッグの本体を編んでいきます。


ビーズ編み 旅ジロー工房

素材から作品へ そしていつかはヴィンテージに… ビーズ、ファスナーを編み込んだ作品のほか、 使い捨て製品に 価値を持たせる試みとして プラスチックカップなどのカバーを デザインしています。 永く愛用される作品づくりを心がけ、 一点一点手編みしています。

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